鯨La Baleine
コルセットを作るだけの材料は、ちゃんと口の中に持っている。が、なにしろ、この胴まわりじゃ……!
庭のなかAu Jardin
鍬――サクサクサク……稼ぐに追いつく貧乏なし。
鶴嘴――同感!
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花――今日は日が照るかしら。
向日葵――ええ、あたしさえその気になれば。
如露――そうは行くめえ。おいらの料簡ひとつで、雨が降るんだ。おまけに、蓮果でも外してみろ。それこそ土砂降りさ。
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薔薇――まあ、なんてひどい風……!
添え木――わしが付いている。
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木莓――なぜ薔薇には棘があるんだろう。薔薇の花なんて、食べられやしないわ。
生簀の鯉――うまいことを言うぞ。だから、俺も、人が食やがったら骨を立ててやるんだ。
薊――そうねえ、だけど、それじゃもう遅すぎるわ。
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薔薇の花――あんた、あたしを綺麗だと思って……?
黄蜂――下の方を見せなくっちゃ……。
薔薇の花――おはいりよ。
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蜜蜂――さ、元気を出そう。みんな、あたしがよく働くって言ってくれるわ。今月の末には、売場の取締になれるといいけれど……。
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菫――おや、あたしたちはみんな橄欖章を貰ってるのね。
白い菫――だからさ、なおさら、控え目にしなくっちゃならないのよ、あんたたちは。
葱――あたしをごらん。あたしが威張ったりして?
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菠薐草――酸模っていうのは、あたしのことよ。
酸模――うそよ、あたしが酸模よ。
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分葱――くせえなあ!
大蒜――きっと、また石竹のやつだ。
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アスパラガス――あたしの小指に訊けば、なんでもわかるわ。
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馬鈴薯――わしゃ、子供が生れたようだ。
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林檎の木(向い側の梨の木に)――お前さんの梨さ、その梨、その梨、……お前さんのその梨だよ、あたしがこさえたいのは。 作業服
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نویسنده: miu